会長あいさつ

        

 

 

 

 全国歯科技工専門学校同窓会連絡会

           会長 江上 勝二 




 このたび皆様のご信任をいただき、「全国歯科技工専門学校同窓会連絡会」の会長という重責を担うことになり、光栄であると同時に身の引き締まる思いであります。

平成15年年8月に、札幌コンベンションセンターで懇談会という形で第1回目の「全国歯科技工専門学校同窓会懇談会」が開かれてから8年、平成23 年10月にタワーホール船堀(東京都)において、発会式をもって正式にスタートすることができました。

 この間、幾度となく盛り上がる機運はありましたが、景気低迷や少子化による入学定員割れといった厳しい状況が続き、同窓会自体も活動停止や解散というところも出てくるようになって、大きな進展がないまま時間だけが過ぎてまいりました。

 私の力不足、指導力不足を反省するところでありますが、ここ数年は「関西歯科技工士学校同窓会協議会」の役員の方々とお話をする機会を多くもっていただくようになり、会則や役員構成、会費などコアな部分を決めてスタートしましょうということとなりました。

ただ、目標がないと意欲や意識は萎んでいきますから、大まかながらも短期、中期、長期と目標を掲げております。 それを今後年間の通過地点、確認地点と考え、加盟同窓会の方々のご意見をいただきながら活動を具現化していく所存であります。 

学生時代を過ごした同じ「学び舎」と「母校愛」で繋がる同窓生が、同じ「歯科技工士」という職業をキーとして手を繋げていけたなら、それは大きな力となると信じております。

 また、卒業生がいる限り同窓生であり続けるわけですから、たとえ今は活動していなくても、あるいは母体がないという状況であっても、みんなが助け合って、その同窓会活動を支え合えるような組織にしたいと考えます。

  私自身、こうした大きな会の代表として強いリーダーシップを取り、明確な方針を打ち出し、それを実行できるようになるには、学ぶべきことがまだまだ多くあ ると痛感しております。非才微力の身ではございますが、役員の方々と共に本会の発展に尽す覚悟でございます。 どうか、本会の成長を暖かく見守っていただきますとともに、皆様のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。